Cursor実践プロジェクト-16-Cursorで迅速に開発するソーシャルメディア画像ツール:構想から公開までの完全ガイド(四) — ドメイン購入+github+vercel+cloudflare→ウェブサイト公開
プロジェクト説明
ゼロから公開まで:ドメイン + GitHub + Vercel + Cloudflareで、2時間以内にあなたのウェブサイトをインターネット上に公開します。
実施内容:ドメイン選択/紐付け → GitHubへのコードプッシュ → Vercel自動ビルド公開 → DNSとHTTPS設定、一気通貫で完了。
基本コンセプト:コード記述に集中し、その他は自動化パイプラインに任せる。コミット即デプロイ、更新即公開、エラー時はワンクリックでロールバック可能。
最終成果:あなた専用のドメインで、全世界からHTTPS接続可能なオンラインサイト。
所要時間:約2時間、初心者でも対応可能。
成果展示
公開済みサイト:pixtoolkits.com
事前準備
- Cursor
- バージョン:1.3.9
- cursor rules: https://cursorpractice.com/zh/cursor-tutorials/prompts/system-prompts
- agent: claude-4-sonnet-thinking、GTP-5
- project rules: ./cursorpractice-06-10xUse.md
- オプション:Gemini CLI
- インストール:npm install -g @gemini-cli/gemini
- 使用方法:gemini --help
この方式を選ぶ理由
- 各コンポーネントの役割と強み:GitHub(コラボレーションとバージョン管理)、Vercel(ゼロコンフィグデプロイとエッジ機能)、Cloudflare(グローバルDNSとセキュリティ)。
- 手間要らず:コードをGitHubにプッシュするだけで、自動ビルド・公開される。
- コスト削減:三者とも無料枠があり、個人や小規模チームでも利用可能。
- 高速アクセス:グローバルアクセラレーションで国内外からのアクセスが快適。
- セキュア:HTTPS対応、基本的な保護機能が標準装備。
- 協働容易:変更履歴管理、プレビューURL、問題発生時はワンクリックでロールバック可能。
- 移行性:ドメインはCloudflare管理なので、後でホスティングプラットフォームを変更しても制約なし。
- 注意点:
- 初回のドメイン紐付けとSSL証明書発行には数分~数時間かかる場合あり。
- 画像/ページはキャッシュ可能だが、APIやリアルタイムデータはキャッシュ制御に注意。
- 公開後に不具合があれば、直前バージョンに即時ロールバック可能。
全体フロー
- ドメイン登録;
- GitHubリポジトリ作成
- cursorでコード編集、GitHubリポジトリに紐付け・コミット
- vercel登録・プロジェクト初期化、GitHubリポジトリ紐付け
- ドメイン紐付け、DNS設定、HTTPS証明書自動生成
- ブラウザでドメインを開きアクセス
プロジェクト詳細手順
1) ドメイン登録
- ドメインサービスは多数のプロバイダが提供、今回はnamesiloを選択:www.namesilo.com/
- cursorにプロジェクト機能に基づいたドメイン候補を提案させ、実際に検索して購入可能か確認
- pixtoolkits.comが購入可能だったので選択・支払い
2) GitHubリポジトリ作成
- GitHub登録
- 新規リポジトリ作成、右上の+から「New repository」選択
- リポジトリ名入力(ドメイン名と同一可)、公開/非公開を選択
- リポジトリURLを取得、コピー
3) cursorでコード編集、GitHubリポジトリに紐付け・コミット
- gitアイコンから...を選択、「リモート」→「リモートリポジトリを追加」→URL・リポジトリ名入力
- 認証が必要な場合あり、不明ならcursorに処理させる
- 紐付け成功後、コードをプッシュ。左ペイン上部に「コミット」、下部にローカルコミット履歴とオレンジの雲マーク(リモートリポジトリバージョン)が表示
4) vercel登録・プロジェクト初期化、GitHubリポジトリ紐付け
- vercel登録
- ログイン後、プロジェクト作成, 「ADD NEW...」→「Project」
- GitHubアカウントと連携、認証済みの場合はスキップ
- 'Import Git repository'でGitリポジトリを選択、見つからない場合は'Confiure Github App'をクリック
- GitHubに移動、setting-Applications-Repository access-で連携するリポジトリを選択
- vercelに戻り、リポジトリを選択して'Import'
- 新規プロジェクト画面でプロジェクト名入力、'Deploy'クリック
- デプロイ過程を確認、エラー発生の可能性あり
- エラー情報をスクリーンショットし、cursorに修正依頼
- 修正完了後、cursorにGitコミットを実行させ、自動プッシュ・デプロイを確認。修正後、vercelでデプロイ成功表示。コンソールへ移動
5) ドメイン紐付け、DNS設定、HTTPS証明書自動生成
- ドメイン紐付け、'Setting'-'Domains'-'ADD Domain'
- ドメイン入力(pixtoolkits.com)、'www.pixtoolkits.com'へのリダイレクトをチェック
- SSL証明書未設定の警告表示。cloudflareでの設定が必要
- cloudflareに移動、登録後'Accout Home'-'Onboard a domain'クリック
- ドメイン入力、DNS設定を手動選択、続行。nameserversアドレスを確認、このアドレスをドメインレジストラに設定
- namesiloに戻り、ドメイン管理画面で対応するNameServersを入力。余分なNameServers 3は削除
- cloudflareに戻り、しばらくするとドメイン横に緑の'active'表示(DNS解決完了)
- vercelに戻り、プロジェクトの赤い警告部分を確認(editはクリックしない)。vercelのデプロイIPをコピーし、cloudflareに設定
- cloudflareで'DNS'-'Records'-ドメイン選択・入力・保存
- 入力完了後の状態
- しばらくするとvercelの赤い警告が消え、SSL証明書生成中と表示
- 最後にcloudflareでアクセスモード変更、'SSL/TLS'-'overview'-'configure'、'FULL(Strict)'に設定
6) ブラウザでドメインを開きアクセス
- 完了、ブラウザでpixtoolkits.comを開く
- 以降は機能更新を継続可能。Gitにコードをプッシュするだけで、サイトが自動更新される。
シリーズ
- Cursor実践プロジェクト-13-Cursorでソーシャルメディア画像ツールを迅速開発:構想から公開までの完全ガイド(一)
- Cursor実践プロジェクト-14-Cursorでソーシャルメディア画像ツールを迅速開発:構想から公開までの完全ガイド(二)-基本画像処理、クリップボード画像の便利な処理
- Cursor実践プロジェクト-15-Cursorでソーシャルメディア画像ツールを迅速開発:構想から公開までの完全ガイド(三)-フォトウォール、画像結合
- Cursor実践プロジェクト-16-Cursorでソーシャルメディア画像ツールを迅速開発:構想から公開までの完全ガイド(四) — ドメイン購入+github+vercel+cloudflare->ウェブサイト公開(本編)
- Cursor実践プロジェクト-17-Cursorでソーシャルメディア画像ツールを迅速開発:構想から公開までの完全ガイド(五) — Google Analyticsによるウェブサイトアクセス分析