Cursor実践プロジェクト-06-10倍使用回数

プロジェクト説明

cursorプロジェクト実践-06-10倍使用回数

所要時間:約1時間

最近、Cursorは利用ルールを変更し、autoモードは名目上無制限ですが、実際には20ドルのトークン使用量に制限されており、簡単に超過して追加購入が必要になります。幸い、Cursorは依然として使用回数ベースの選択肢を提供していますが、Claude4の価格は以前の2倍になっており、実質的に利用可能量が大幅に減少しています。

このプロジェクトでは、GitHub上の非常にシンプルなオープンソースプロジェクトを活用して、使用回数を間接的に拡張する方法を紹介します。

Cursorが再度ルールを変更する前に、ぜひ活用してください。

成果例

  • 1回のリクエストで10個以上の1000行を超えるチュートリアルファイルを生成し、使用回数を大幅に拡張 結果GIF
    • 1回目のリクエスト終了間際にコマンドinputを呼び出し、入力後に継続
    • 再度ローカルリクエスト終了を試み、コマンドinputを呼び出し、入力後に継続
    • 3回目も終了を試み、コマンドinputを呼び出し、再度継続
    • 25回のtools呼び出しリクエストを満たして終了

事前準備

  • Cursor

    • バージョン:1.2.4
    • cursorルール : Cursor Rules
    • agent: claude-4-sonnet-thinking
  • gitプロジェクトアドレス

    • アドレス:https://github.com/perrypixel/10x-Tool-Calls/tree/main
    • プロジェクト説明:
      • このプロジェクトは非常にシンプルなオープンソースプロジェクトで、cursorのtools呼び出しを利用して10倍の使用回数拡張を実現します。
  • 全体の流れ

    • cursorルール設定→プロジェクトルール設定→要件記述→cursorコーディング→デバッグ出力

問題記録

  1. 問題1:コマンドラインでの編集が不便
    • 解決方法:コマンドを編集後にコピーしてコマンドラインに貼り付け、実行。
  2. 問題2:画像入力やファイルインポートが非対応
    • 解決方法:テキスト入力のみ可能。画像やファイル入力が必要な場合はstopでローカル対話を終了後、cursorコマンドボックスから再入力。

使用上のポイント

  1. 使用シナリオを区別し、大量のコンテンツ生成が必要な場合は使用回数モードを検討。デバッグ時はstopでローカル対話を終了後、cursorコマンドボックスから再入力可能。

プロジェクト詳細手順

  1. プロジェクトルール作成。プロジェクトルートディレクトリに.cursor/rulesフォルダを作成し、rules.mdファイルを作成。内容は以下:
---
description: 
globs: 
alwaysApply: true
---

### ✅ Task: Interactive Task Loop with User Feedback

1. **Check if `userinput.py` exists** in the root directory.

   * If it doesn't exist, create it with the following content:

     ``python
     # userinput.py
     user_input = input("prompt: ")
     ``

2. **Main Workflow**:

   * Perform your assigned tasks.

   * Run:

     ``bash
     python3 userinput.py
     ``
   * The terminal should be opened in the chat window itself.

   * Read the user's input.

   * Based on the input, perform the next set of tasks.

   * Repeat the process.

3. **Exit Condition**:

   * If the user enters `"stop"` when prompted, exit the loop and terminate the process.
step-1
  1. ルートディレクトリにuserinput.pyファイルを作成。内容は以下:
  user_input = input("prompt: ")
step-2
  1. 要件を入力し、cursor使用を開始

  2. cursorがリクエスト終了を試みるとprompt入力が求められるので、指示を入力してcursorの実行を継続。25回のtoolsリクエスト上限まで繰り返す

step-4
  1. Cursorが再度ルールを変更する前に、ぜひ活用してください!